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「任天堂」「ソニー」の企業価値を考察

「任天堂Wii」「ソニー・プレステ3」の発売が昨今騒がれていますが、
株式市場の面からこの企業価値を考察してみたいと思います。

株式市場の個々の銘柄をみていると、新しいニーズを開発して行く
「市場創造型の企業」が思いもよらない大変身を遂げることが顕著です。
最近ではヤフーやIT関連企業ですが、一昔前は、「任天堂」や「ソニー」でした。

過去の任天堂の株価の安値と高値っていくらと思いますか・・・。

今でこそ任天堂は世界ブランドですが、40年以上も前は唯の「トランプ」等のメーカーでした。
一番安かった時の株価は1965年の90円です。

ところが、このトランプメーカーの変身振りは貴方もご存知と思いますが、
昔を知っている人は「何で?」って首を傾げたくなるくらいの大化けを演じました。

ファミコンを任天堂が世のだした時、世の大人たちはそのすごさと面白さを知らずに
バカにしていました。
どうせそんな遊び直ぐに消えるよ!一時のはやりみたいなものさ!という意見が大半でした。

ところが、子供達は違いました。
任天堂を「トランプメーカー」とは多分知らなかったでしょう。
大人たちのように先入観で物事を決めてしまうのではなく、真っ白な目で
「アミューズメント」の世界にのめりこんでいったのです。

つまり「任天堂」はあたらしいニーズを創造した会社なのです。
その結果、株価の最高値は34,300円にまで大化けしました。なんと381倍です。
その間、分割で子が増えていますから、この銘柄を持っていた方はもう笑いが止まらなかったでしょう。

偏見は、株式投資の邪魔です。
子供達のように真っ白な目で「市場を造り出している企業」を探し出してください。

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