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株投資、自分に合う投資法を身に付ける、その1

投資には色々な方法があります。
その中で、貴方に合う投資法は、また貴方が
実行してみたい投資法にはどんな方法があるのでしょうか?

資金量・投資に向けることのできる時間・投資家の性格等によって投資法は変わってきます。

ウォーレン・バフェット流投資法

ウォーレン・バフェットという名前は貴方も一度は聞いたことがあるのではないかと思います。
彼は毎年アメリカの長者番付に出てくる「株式長者」を地で行く人です。
ここでは彼の経歴についての話しではなく、貴方に参考となる彼の投資法の話しが主題です。

彼の投資法は「バリュー株」をある基準に従って発掘し、その株が大きく成長して
利益が十分に乗ってから売却してキャピタルゲインをえる方法です。

それでは「バリュー株」とはどんな株をいうのでしょうか?これから具体的に理解していきましょう。

今、ある企業の実質的な価値を計るため用いられる尺度として一般的なのは、
「PBR」という指標です。


「PBR」のことを「一株純資産倍率」といい;

「PBR」 = 純資産(株主資本) ÷ 発行済株式総数
で計算されます。


そこで、今仮にこの計算結果が1,000円だったと仮定しましょう。そうするとこの企業の価値は
1株1,000円の価値が実質的には存在することになります。

もし将来の成長性・収益性その他の材料を加味しないか、又は欠損・減損・
その他の不安材料がないとすれば、市場では1,000円が妥当価格ということにな
ります。

ところが、実際に市場で取引されている現在価格は750円であったと仮定しますと、
実質価格と市場取引価格の差は250円になります。

もし、貴方がこの会社の株を750円で買ったとすれば、250円の含み益が最初からついてきます。

株式の価格は人気投票で決まりますので、ある一時期実質価格以上に
売り込まれる場合があります。
しかし、長い期間で見ていくと必ず実質価格に収束して行くものです。

もし、その企業に成長性や好材料があれば瞬く間に人気がでて実質価格の2倍以上の
価格がつく場合もあります。

バフェットの狙う株は、このように、潜在的に成長性を内包し、実質価値よりも売り込まれて、
安値で放置されている企業の株に投資する方法です。

この方法ですと、実施価値よりも株価が何時上回ってくるかは、予測が難しいといえます。

もしかしたら1週間後かもしれませんし10年かかるかも知れません。
これが、バフェット流は「長期投資法」といわれるところでもあります。

でも元々価値のある株を安く買っているのですから、特別の悪いことが起らない限り
買った時点から含み益がでている訳で、後は「果報は寝て待て」ということなのですね。


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今週のシミュレーションは?
  ↓↓
http://tinyurl.com/ynx5qp

使ったソフトは?
  ↓↓
超短期投資分析表作成マニュアル

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