23日のニューヨーク市場は、ダウが史上最高値を更新して1万2100ドル台に乗せました。日経平均は、シカゴ日経先物にサヤ寄せするかたちで65円高で寄り付いた後、100円以上上げる場面もありました。
しかし、昨日、同社同士での携帯通話料金とメール料金を無料にすると発表したソフトバンクが後場売られ始めると全体的に値を消す銘柄が多くなりTOPIXはプラスで引けましたが、日経平均は戻しきれず小幅安で引けました。
冷静に考えてみますと、ソフトバンクのボーダホン価格体系引き下げで日本の携帯電話の価格破壊が始まることが予想され、この影響を先回りする売り物がKDDI、ドコモにも波及し、両社の下げも目立っていました。
昨日指摘した、携帯料金が安くなることは私たちにとって、とても良いことですが、株価は?ですね。と言った意味がお解かりいただけたと思います。
ところで、日本の石油業界第二位の出光興産が24日新規上場しました。
普段当ブログでは新規上場については、あまり言及しませんが、今回の出光興産について取り上げましたのは、出光興産の経営方針が「家族的経営」を創業以来貫き、定年制がないという稀有な企業だからです。
本日の寄り値は、公募価格の10%上の10,500円で寄り終値は10,770円でした。
それよりも、近年、年配のサラリーマンに北風が吹いている時代に「家族的経営」「定年制なし」を貫いてきた企業が、上場することによって相場の洗礼を受け、稀有な経営の良さを失わないように願うばかりです。
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