為替の値動きと株価の関係
貴方は、「為替の変動」を見て「円高」だから売り、
「円安」は買いと短絡的な考えを持っていませんか?チョット待ってください。
それでは儲かりませんよ!
「為替を読む」ことができれば、株式相場で大儲けも夢じゃない!
円高と円安の局面が顕著に現れた時、株価に対する影響を推測し
株価の方向を決定しなければなりません。
その基準は・・・。
「為替」が円高になるとニュース等のコメントでは「急激な円高」で
「株式市場は主力株中心に売られました」などと言うコメントをよく耳にします。
しかし、その後の株価をたどって見ますと、下げても直ぐに戻るか、
それ以上に高くなっているケースが多いのです。
そこで具体的に「円高」「円安」の原因を理解し、
その原因によって株価への影響が異なることも覚えておきましょう。
(A)投機的な動きで日本市場にマネーが流入してきていることが原因で
「円高」になっている時 ⇒ 「株高」
(B)日本経済が、成長過程にあり外国よりも経済の実力が評価されて
「円高」になっている時 ⇒ 「株高」
(C)外国、特にアメリカ経済が不況でドルが売られることによって
「円高」になっている時 ⇒ 「株安」
(D)アメリカをはじめ外国の経済が好調でドル買い先行で
「円安」になっている時 ⇒ 「株高」
(E)政府の「円高介入」によってドル高を是正して
「円安」になっている時 ⇒ 「株安」
(F)日本経済が不況で企業業績・財政 等に不安が生じて
「円安」になっている時 ⇒ 「株安」
となります。
したがって、短絡的に「円高」だから企業輸出が減少して、
不況になり「株安」となるとか、「円安」で輸出が盛んになり企業業績が好転するから
「株高」になると思うのは慎まなければなりません。
為替変動の内容を良く吟味し、実体を理解して投資の方針を決定することが
「株で勝つ」ための基本なのです。
-----------------------
主観や感覚的に株式投資をするのではなく、
誰でも簡単に『買いポイント、売りポイント』が判断できる
投資法があったらいいと思いませんか?
↓↓
■超短期投資分析表作成マニュアル